脳は刺激の中継点であり、反応の出発点です。
脳に入る情報は色々あり、目や耳から入る光や音の情報だけでなく、味覚や嗅覚も脳に伝えられる。そして第5番目の感覚というのが、皮膚や筋にあるセンサーが働いて脳に信号を送ります。これを体性感覚といいます。
この5番目の感覚はヒトの身体にとって現代科学で重要な信号になるだけでなく、東洋医学の基礎にもなっています。東洋医学の基礎的な考えに『経絡というエネルギー循環の道筋』があり、身体の表面を流れています。この経絡が実は最近の研究で脳の中にあると予測されています。この予測の基になっているのが第5番目の感覚―体性感覚です。

 脳活性装置で刺激する目尻にある『太陽』のツボは東洋医学で「胆経」という全身にわたる経絡上のツボです。また耳の前面部にある「聴宮」のツボも刺激のジャストポイントです。経絡が脳にあるとする考え方からすれば、脳活性装置で脳が外からの刺激をもっとも受け入れやすいリラクゼーション状態の周波数で「太陽」または「聴宮」を刺激誘導すれば、全身がリラクゼーションの状態になります。その状態で耳から与えられる1/Fリズムの音楽は、脳の活性レベルを安定させ脳内モルヒネ様物質の出現を促すことになる。この快楽系の物質は当然の事ながら自律神経を安定させ、ストレスホルモンを減少させます。筋肉や皮膚は自律神経系の安定した状態で活発になり、細胞の交代が盛んになります。その意味で細胞活性を進めす脳活性装置は、安全で効果の高い脳活性セラピーであるといえます。

 安全性について、脳活性装置は短形型周波数を組み合わせた健康器具です。脳活性装置は正常のご使用の場合、頭蓋骨上の浅側頭筋肉に導子を当ておだやかな低周波電気信号を繰り返す装置です。大変微弱な電気刺激であり、極めて安全性の高い健康器具であると考えます。また、本器具のご使用に寄る副作用等の心配はまったく考えられないと思います。ただし、過度のご使用に関しましては東洋医学で言う「もみ返し現象」及び連続的にご使用された場合の効き目が少ないと感じる場合の「ナレ現象」などが起こることがありますので、適度なご使用をお薦めいたします。
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